昭和の湯治宿「藤三旅館」花巻
今年もひと月があっと言う間に過ぎ去り、来月3月からは農業の準備が始まります。
全国旅行支援も続いている様なので利用させてもらって今月も温泉でまったりするとします。
いつも特に目的がなければ町内の宿か、柔らかいお湯が心地よい花巻南温泉郷へ来る事が多く、、
花巻南温泉郷と言えば年に何度もお邪魔する私の推し宿、大沢温泉(湯治屋&山水閣)へ行きたい所ですが今日は「藤三旅館」へ、
花巻南温泉郷県道12号、大沢温泉の脇を後ろ髪引かれる思いで通過して、さらに途中の「優香苑」も気にしながら、、、
到着しました
ポスターや地元テレビ放映等でよく見るこのショット、木造3階建て、総けやき造りの本館


過去には日本秘湯を守る会の宿に登録されてた様で、名物「白猿の湯」を目当てに全国からたくさんのお客様が来られる有名な温泉宿ですが、それが敷居になったのか?自身岩手に移住してから何故かこれまで一度も訪問した事がなかった宿です。
正に「いつでも行けるところには、いつまでも行かない」法則通りですw
ここのお宿は「湯治部」「旅館部」そして全室スイートルームの別邸「十三月」とバラエティーです。今回は特別な目的があり湯治部(自炊)に投宿します。その目的とは、私が年に何泊もする推し宿(大沢温泉自炊部)にあるお気に入りだった居酒屋食堂「やはぎ」が数年前に前料理長の島崎さん(何食べても美味しい湯治部オーベルジュ)から代替わりした時からじわじわと味・サービスが低下してきて、とうとう愛想が尽きてきた感があるのです(まあ蕎麦とカレーうどんだけ食ってれば問題ないのですけど)。湯治宿に投宿しても自炊はしない自分のスタイルに見合った常宿の見直しがてらに、どこも一長一短があると解ってながら比較検討のために訪れてみた次第です。とりあえずは善し悪しの判断するのに必要な3泊4日でお邪魔しました。
このお宿、映画「海街diary」のロケにも使われた様で、中に入るとロビーの正面に出演女優さん達のサイン色紙が飾られてました(はるかちゃん も すずちゃんも来てたんや・・・)

お風呂や施設はネットでたくさん上がってますし、湯治部滞在のストイックさ(古民家に住んでる自分は全然大丈夫)は多くの方がブログで発信されてるでしょうから、ここでの紹介は割愛します。
なので、昭和チックを感じる部分を撮ってみました、、、
湯治部廊下端っこの格子ガラス、その奥のやぐらは例の白猿の湯の木造の天井の大屋根です

部屋の扉のガラス

「白猿の湯」湯治部側の廊下に佇むベンチ、宝峰酒造は今は昔・・・飲んでみたかったかな?!

湯治部2階への階段は幅広で角度が浅く、母校の宝塚小学校(もちろん旧校舎ね)を思い出しました。

共同炊事場での湯沸かし、この木彫りプレートがほっこりで!


コイン式タイマーの「瓦斯自動販売機」にこの柄のヤカン、究極の昭和の代物だなー
チャッカマンも無くて、マッチで火を点けます。 Z世代には無理かも、、、

銘板を見ると大阪の(株)カセヤ商会(ネットでポチると現存です)、昭和45年1月製造!


大沢温泉にも同じものがあります。10円でヤカン一杯のお湯が沸き、観察してるとまだあと2分ぐらい作動。時間にして10分位の作動ですごくリーズナブル。
ただここで疑問?! この装置が作られた昭和45年頃だと喫茶店のコーヒーが100円もしない程の物価、同じ作動時間のタイマーだったのだろうか? たとえ時間が長くなったとてヤカン一杯だけ沸かしに来た当時の湯治客は「高いやんけ、、」と思ったに違いないだろう。いや、当時は100部屋近くで繁栄してた時代は自炊が全盛、今と違ってにぎわってたであろうから誰彼構わず「タイマー余ってますさかいにどうぞ!」→「おおきに!」なんて暖かい助け合いが有ったのではないのかな?と勝手に想像してしまったひと時でした。
さてひと風呂浴びて、コタツに入って浴衣での一杯は至福のひととき、、お疲れ生です!

今日は花鳥風月は封印です(途中の店では売ってなかった、、汗)
部屋食で提供される定食は後に紹介したいと思います

